明治時代の雰囲気を残し、ベンガラに彩られた美しい町 和味の宿 ラ・フォーレ吹屋(岡山県/吹屋)

ベンガラの町

ベンガラ(弁柄)とは銅山から産出される硫化鉄鉱を原料とした赤色の着色材のことで、吹屋のベンガラは伊万里焼や九谷焼などの陶器、輪島塗などの漆器などの塗料として、高級品として高価で流通しました。

防虫防腐、防錆効果を持つ事から建築の材料にも用いられたベンガラは、吹屋の町の建物にも使用され、町全体がベンガラの赤一色に染まっています。

吹屋町並み



吉岡鉱山とベンガラの製造が盛んだった江戸末期から明治時代に形成された町並みです。
当時のベンガラ業の旦那衆が相談し、島根の石州大工(宮大工)を呼んで、
桜、檜(ひのき)、杉、欅(けやき)、栗などの高級木材を使用し家を建て直しました。
木材にはベンガラを塗り込み、瓦に赤茶色の石州瓦が特徴的な家々が建ち並びます。

1974年、岡山県の「ふるさと村」に指定。1977年には国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。
千枚、中町、下町、下谷の四地区からなっております。

<注意>
吹屋の町並みには、現在も住居として人がお住まいです。
旧片山邸、郷土館、吹屋案内所以外の建物の中へは入れませんのでご了承ください。



旧片山邸住宅

2006年(平成18年)12月19日に国指定重要文化財指定。
片山家は屋号を胡屋といい、吹屋きっての豪商で本格的弁柄創業宝暦9年(1759年)以来、二百有余年、弁柄製造に携わりました。
弁柄株仲間を組織し、企業間の統制を取るとともに優良な品質を持って市場を拡大し、特産品としての吹屋弁柄の地位を守り続けました。
屋敷面積3,000㎡。江戸時代後期の建物。
外観は、一階を腰高格子で飾り、袖壁や出格子を配し、二階はなまこ壁で仕上げるなど、意匠を凝らした造りになっています。
座敷は銘木がふんだんに用いられ、美しい照明器具、見事な欄間、釘隠、襖の引手なども見られます。



郷土館

旧片山家住宅の本片山に対して、分家の角片山家の住宅です。
明治7年から5年をかけて、石州大工の手で建築した入母屋造り平入りの二階建て町家です。
昭和54年に旧成羽町が当主から借り、郷土館として一般公開するようになりました。



ベンガラ館



ベンガラ工場を復元したもので、昭和49年に操業がとまり、最後まで稼動していた田村工場跡に作られました。
ベンガラとは、馴染みのないものでよくわからないとは思いますが、意外に身近なものに使用されており、当時の製造方法の紹介や資料の展示、現代のベンガラの用途などの紹介をしています。



ベンガラ陶芸館

ベンガラ館に隣接しており、週2回、日曜日と火曜日に陶芸教室が行われています。
成羽町本町通り商店街の備中神楽人形を作っている田辺白山荘の田辺典子先生が来て、ベンガラを使用した陶芸体験や絵付け体験ができ、事前予約で誰でも参加できます。
秋頃に通われている生徒さんの作品を年に1度、三胴式登り窯で一昼夜かけて焼き、作品の展示・販売などのイベントを行っております。



笹畝坑道



江戸末期頃に開発された笹畝鉱山の本坑道跡です。
明治12年に三菱商会が経営する吉岡鉱山の支山になり大正末まで操業を続けました。
その後、休山していたが昭和52年のふるさと村事業で一部復元整備をし一般公開をしています。



広兼邸

中野村大野呂の庄屋で二代目・元治が小泉銅山と本山鋼山(ローハ製造)の経営に参加し、巨万の富を得て、文化七年(1810)に山を切り開いた台地に豪壮な邸宅を建てました。
向き合う丘に、個人の天広(アマヒロ)神社と一家の墓所をつくり、大正3年(1914年)に母屋に離れ座敷を増築しました。
その後、当主の東京転出により無住状態になっていましたが、昭和59年に旧成羽町の重要文化財に指定され、翌年に岡山県は当主からの寄付と県郷土文化財団の協力で修復をし一般公開しています。
昭和52年には映画・金田一シリーズ「八ツ墓村」のロケが行われ有名になりました。





西江邸

宝暦元年(1751)に高品質な紅柄(ベンガラ)の礎となる本山鉱山を開抗、紅柄の原料となる緑礬(ローハ)と紅柄の生産を行い巨万の富を築きました。
現存する建物の創建は宝永・正徳年間(1704~1715)。
江戸期には大庄屋として天領地の支配を許され、西江家は代官御用所を兼ねていました。
江戸繁栄期の趣を色濃く残す西江邸は、大変貴重な歴史的文化遺産でもあります。
現在でも個人邸宅としてここに住み、維持管理を行っています。
国登録有形文化財に指定されています。



吹屋小学校

吹屋小学校は明治6年発足。現在の位置へ校舎を移転し、明治33年(1900年)に木造平屋建ての東校舎、西校舎が竣工。9年後の明治42年に木造二階建ての本校舎が落成しました。

1999年には100周年を迎えるにあたり修復工事が行われました。
平成24年3月末に閉校となるまで現役最古の木造校舎として使用されておりました。


文化財として後世に伝えていくために現在保存修理工事が行われております。
外観を見学することが出来なくなっております。
*保存修理期間 平成27年10月~平成32年3月末


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